エアコンの蓋を久しぶりに開けてみたら、フィルタにホコリがびっしりでゾッとした・・・。

そんな経験はありませんか?

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エアコンのフィルタを掃除しないと

  • エアコンの効きが悪くなる。
  • 電気代が高くなる。
  • 雑菌が繁殖する。
  • 故障率が上がる。

などのデメリットがあります。

当記事では、エアコンのフィルタ掃除をしていない場合に起きる不具合や、掃除の頻度など、フィルタ掃除についてご紹介します。




フィルタ汚れのデメリット

フィルタ掃除をしないデメリットを私達が感じる場面は少ないです。実際、1年や2年くらいフィルタを掃除していなくても、おそらくエアコンはそれなりに効いてくれます。

フィルタ掃除をあまりしない方は「何となく効いているから気にしていない」という方が多いのではないでしょうか?しかし、お使いのエアコンのフィルタが詰まっているとしたら、そのウラでは決して無視できない問題が起こっているのです。

エアコンの効きが悪くなる。

フィルタが多少詰まっていても、エアコンの効果がゼロになるわけではありません。しかし、確実に効きは悪くなります。

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エアコンは上部の吸込口から、室内の空気を取り込んで、内部の「熱交換器」という部分で空気を冷やし(暖めて)吹き出します。フィルタにホコリが詰まっていると、空気を吸い込むときに抵抗が生まれ、エアコン内部に取り込める空気の量が減ってしまいます。エアコンの中を循環する空気の量が減ってしまえば、当然エアコンの効きは悪くなってしまいます

効きが悪くなれば、エアコンが普通に運転していても部屋が適温にならず、より一生懸命運転する必要が出てきます。フィルタ掃除をしなくてもなんとなく効いているのは、エアコンが普段よりずっと頑張っているから。つまり、その分余計な電気代がかかると言うことなんです。

電気代が高くなる。

フィルタが詰まっていると、確実にエアコンの電気代は上がります。環境省の調査によると、2週間に1度の頻度でフィルタを掃除すると、冷房で約4%、暖房で約6%の消費電力を削減することができると言われています。

2週間に一度は、フィルターの掃除をしましょう。フィルターが目詰まりしているエアコンでは冷暖房の効果が下がり、無駄な電気を使います。
冷房時で約4%、暖房時で約6%の消費電力の削減になります。

また、使用に伴うフィルタや内部の汚れによって、10年ほど経過したエアコンの消費電力は、新品時に比べて50%増しになるとも言われています。長期間フィルタの掃除をしないと、汚れがこびりついて取りづらくなりますので、そういう意味でも定期的なフィルタ掃除は大切です。

こまめに掃除を行っていれば、掃除機で吸い取るだけでもキレイな状態を保ちやすくなります。日々の掃除の中にフィルタ掃除を組み入れれば、水洗いなどの頻度が減り、逆に掃除が楽になると思いますよ!

雑菌が繁殖する。

冷房をかけていて、カビ臭いニオイを感じたことはありませんか?

特に、冷房をかけているときは、エアコン内部で空気中の水分が結露し、エアコン内部は非常に湿気の多い場所になっています。そこにホコリの詰まったフィルタがあったらどうなるでしょうか?

カビ菌は湿気の多い所で、汚れを食べて繁殖します。汚れのついたフィルタで冷房をかけることは、カビ菌を育て、部屋に撒き散らしているのと同じです。ホコリの中にはダニもいますので良い事なしです。

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フィルタが詰まってカビ菌が繁殖すると、アレルギー体質の方や、免疫力の低い赤ちゃん、高齢者の方にも悪影響を及ぼします。夏になると咳が出る「夏型過敏性肺炎」も、エアコンから出るカビ菌による被害なんですよ。

エアコンの寿命が短くなる。

フィルタ詰まりによってエアコンが効きづらくなると、エアコンは通常よりも長い時間、一生懸命頑張っていなければなりません。

そうなると、エアコンの故障率が上がってしまいます。車だって、アクセル全開で走り続ければ、故障する確率は跳ね上がりますよね?エアコンも同じです。日々の電気代が上がることもお財布には痛手ですが、突発的なエアコンの故障はもっと痛手です。定期的にフィルタを掃除して、エアコンの故障を予防しましょう。

フィルタの掃除方法

フィルタの掃除はカンタンです。準備するのは使い古しの歯ブラシとタオルだけ!

エアコンからフィルタを取り外したら、オモテ面(エアコンから取り外した時に、ホコリが溜まっている面)のホコリを軽く掃除機で吸い取ったあと、今度は、フィルタのウラ面から水をかけながら、歯ブラシで優しくこすってあげれば、細かい汚れもみるみるうちにキレイになります。(※力を掛けすぎて網の目を破らないように注意!)

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ガンコな汚れが付着してベタベタしている場合は、40℃以下のぬるま湯に中性洗剤を溶かしたもので洗ってあげると効果的です。

洗浄後は、タオルなどで軽く拭き取った後、日陰で完全に乾燥させてからエアコンに戻しましょう。水分が残っていると、せっかく洗ったのにカビが発生したり、エアコン内部の電気部品を故障させてしまうことがあります。

冷房や暖房のシーズン前には、掃除機で取れない汚れを水洗いでキレイにし、シーズン中は2週間に1回程度、掃除機でホコリを吸い取ってあげると良いでしょう。

熱交換器の洗浄

エアコンを効率的に使うために、フィルタ掃除をすることは大変効果的です。でも残念ながら、エアコンで汚れが溜まる部位はフィルタだけではありません。

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熱交換器(室内機のフィルタの奥と、室外機の周囲にあるアルミフィン)にも汚れが溜まってしまいます。フィルタを掃除してもカビ臭さが取れない場合は、エアコン内部の汚れによってニオイが発生しているのかもしれません。また、熱交換器の洗浄によってエアコンの効率もグッと上がります。

室外機、室内機のアルミフィンを薬品洗浄することで、流れる空気への熱交換効率を向上させ、エアコンを正常な運転状態に復元します。
運転効率の向上で約10%の消費電力を削減することができます。

フィルタ交換の際には、室内機内部の汚れ具合もチェックしてみましょう。(不用意に触ると手を切る恐れがあるので注意です!)

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洗浄すると、見違えるようにキレイになります。
ただし、自分で作業できる範囲を超えているので、作業は業者さんにお願いしましょう。

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一般的な壁掛タイプのエアコンで、ダスキンでは12,000円(税別/2018年6月時点)~、各メーカーのサービスセンターでも見積りして貰えますので、気になる方は問い合わせてみましょう。

フィルタ自動清掃タイプへの買替も。

熱交換器も汚れているし、もう長年使っていて、今さらお金を掛けて掃除しても・・・と思われるなら、フィルタ自動清掃タイプへの買替えも検討の余地ありです。

現在では、定期的にエアコン自身がフィルタを掃除してくれ、ホコリを専用のタンクに溜めていってくれるタイプのエアコンが普及しています。タンクがいっぱいになったらゴミ箱へホコリをポイっ。日常のフィルタ掃除の手間なく、効率の高い運転を維持してくれる優れものです。

それだけではなく、古いエアコンを最新のものに取り替えることによる電気代の削減効果も高いので、長年同じエアコンを使っているのなら、ぜひ検討してみて下さいね!

まとめ

今回はエアコンのフィルタ掃除についてご紹介しました。

フィルタ掃除をないがしろにすると、エアコンが効きづらい、電気代がかかる、健康被害など、目には見えないデメリットがたくさん発生します。きちんとフィルタを掃除して、快適で空気がキレイなお部屋を目指しましょう!

最後までお読み頂きありがとうございました!
それでは、また!୧꒰*´꒳`*꒱૭✧