1年を通して使いっぱなしの冷蔵庫。きちんと節約・節電を意識して使っていますか?

諸説ありますが、家庭での電気代のうち約14%は冷蔵庫が消費しているという調査結果もあり、冷蔵庫の節電を行うことは家計にとって大変効果的です。

冷蔵庫の正しい使い方を知って、毎月の電気代をグッと抑えていきましょう!




設定温度を控えめにする。

冷蔵庫の設定温度は、正面にある操作パネルや庫内の調整ダイヤルによって変更することができます。周囲温度が22℃の場合、冷蔵庫の設定温度を「強」→「中」に変更することで、年間およそ1,670円の節約になります。

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ところで、夏は特にキーンと冷えた飲み物が飲みたくなりますが、このとき熱くなっているのは皮膚です。運動時に暑くなるのは筋肉が熱くなっているからです。内臓は・・・というと、夏でもそれほど熱くなりません。

体内を冷たい飲み物で冷やしてしまうと、血行が悪くなってむくみが出たり、内臓が冷えないように脂肪を蓄えるようになったりと、健康にも悪影響があります。ですから、過度に冷蔵庫を冷やさずに、身体にもお財布にも優しく過ごしていきましょう。

出来る限り温度を保つ。

冷蔵庫は、庫内の温度を冷却することに最も電気を使います。設定温度に達すると、冷蔵庫の冷却機能は一時停止し、また温度が上がってきたら冷却を再開します。

この繰り返しによって、冷蔵庫は庫内を適正な温度に保っています。節電のためには、

  • 不用意なドアの開閉をしない。
  • 熱いものは冷ましてから保存する。

など、庫内温度をなるべく上げないように配慮することが有効です。また、ドアを開けるときは、取り出すものを決めてから開けるようにすると、ドアを開けている時間を大きく減らすことができます。

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旧JIS開閉試験(※)の開閉と、その2倍の開閉を行った場合を比較すると、年間で約240円の節約となります。※冷蔵庫は12分ごとに1日25回、冷凍庫は40分ごとに1日8回。

また、開けている時間を1回あたり20秒から10秒に短縮することで、年間約160円の節約効果が得られるそうです。効果は大きくありませんが、ご家族全員で意識していけば、苦もなく実行できる節約方法です。熱いものを庫内に入れないことと併せて、意識するようにしましょう。

ドアパッキンの劣化に注意。

定期的に確認したいのが、冷蔵庫のドア周りに取り付けられているゴムパッキンの劣化です。

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パッキンが劣化して破れていたりすると、そこから冷気が漏れ出し、庫内の温度が上がってしまうため、庫内の冷却にかかる電気代が上がってしまいます。長く使用している冷蔵庫をお持ちであれば一度チェックしましょう。汚れがついている場合は、将来そこからパッキンの劣化が始まることもあるので、歯ブラシや硬く絞った雑巾などで清潔にしておきましょう。

冷気がダダ洩れになっていると、常に冷蔵庫が「ブーン」と動いているなんてことにもなりかねません。毎月の高い電気代、実は冷蔵庫が原因なんてことも・・・!?

最新の冷蔵庫は省エネ化によって大幅に電気代が下がり、機能面でも便利になっているので、古い冷蔵庫をお使いの方は買い替えを検討してみてもいいかもしれませんね!

壁から離して設置する。

冷蔵庫を部屋の隅に押し込むように設置する、これは多くの人がやっている間違った設置方法です。あなたも、冷蔵庫に部屋を圧迫されるのはイヤだから・・・とすみっこに押し込んで使っていませんか?

冷蔵庫は庫内の熱を周囲に放出して、庫内の温度を下げています。つまり、冷蔵庫から周りに放熱するスペースが十分にないと、庫内が冷えづらくなり、余計に電気を食う原因になるのです。左右、背面のスペースも必要ですし、排出された熱は天井に向かって昇っていくので、冷蔵庫の上に戸棚などがある場合は、電気代が本来より高くなっている可能性大です。

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左右両側に壁、上方向に障害物がある場合と、左右どちらかだけに壁がある場合を比較すると、年間およそ1,220円もの違いが出るそうです。

直射日光が当たる場所や、ガスコンロの近くなど、周りからの熱が伝わる場所でも電気代が上がりがちなので注意しましょう。所要設置スペースは機種により異なりますので、お手持ちの冷蔵庫の取扱説明書を一度確認して、メーカーが推奨している放熱スペースが確保されていない場合は、設置を見直してみましょう。

詰め込みすぎない。

食料品で冷蔵庫が常にいっぱい。そんな方はいませんか?

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冷蔵庫が物でいっぱいになっていると、庫内の冷気の循環がうまくいかず、効率が悪くなって余計に電気を消費します。詰め込んだ場合と、およそ半分程度にした場合の電気代を比較すると、年間およそ1,180円の差が出てきます

冷蔵庫の中は整理整頓して、中身を出来れば50%、せめて70%程度までに抑えるように心掛けましょう。冷蔵庫の奥に眠っている消費期限切れのもの、未開封の缶詰や調味料など、常温保存できるものが冷蔵庫に入っていたりしませんか?

年1回は徹底的に掃除する!

少しでも節電するなら、年に1回は冷蔵庫周りを徹底的に掃除しましょう。特に汚れが溜まりやすいのが、冷蔵庫の背面と底面です。

これは、冷却のための空気の通り道になっているからで、つまるところ、ホコリが溜まっていると放熱がスムーズに行われず、冷却能力の低下や消費電力の上昇を招いてしまう部分ということです。

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冷蔵庫は置いてしまったら最後、しばらくは動かさない、という方は多いのではないでしょうか?動かしてみたらホコリがびっしり、ということも少なくありません。せめて年に1度はホコリをキレイに取り除いてあげましょう。電源プラグにホコリが溜まっていると、火災に発展する場合もあるので、併せてチェックしておきましょうね。

まとめ

今回は冷蔵庫の節約・節電方法についてご紹介しました。今回ご紹介した方法を全て実践したとすると、1ヶ月でおよそ300円程度の節約になります。1つ1つの効果は薄いと感じるかもしれませんが、全部を合わせるとバカにできない金額だなーと思いませんか?

チリも積もれば山となる。細かい節約を積み重ねていくと、たまに外でおいしいランチが食べられるかもしれませんね!

最後までお読み頂きありがとうございました!
それでは、また!୧꒰*´꒳`*꒱૭✧

※本文の節約効果は、資源エネルギー庁「省エネ性能カタログ2017冬」に記載の数値を引用しています。