最近、光目覚まし時計なるものが密かにブームを起こしています。冬季うつの改善や、体内時計の調整に効果が高いと評判です。

一見、ちょっと怪しそうな商品ですが、実際使ってみるとその効果のスゴさを実感できます。

光(朝日)による自然な目覚めこそが、一日を快適に過ごす上での絶対条件であり、朝に十分な量の光を浴びることの健康効果は、科学的にもすでに証明されていることなのです。




音や振動で起きるのは不快

遥か昔、人間は音や振動で目覚めてはいませんでした。朝は太陽の光によって自然に目覚めていました。目覚まし時計などなかったのですから当然ですね。

現代を見ても、音や振動で「意図的に」目を覚ます動物は人間だけです。考えてみれば分かる事ですが、音や振動によって起きるということは、かなり不自然な行為であり、動物にとってはそもそも不快なことなんです。それは、本能的に「命の危険」を感じる行為でもあるからです。

動物が休息のために寝ているところ、外的な音や振動で起こされたらどう感じるでしょう?何か危険なものが襲ってきたのか?と感じるのは当然です。生き物という意味では、本能的には人間も動物も同じです。

ですから、昼間活動する我々にとって、そもそも太陽の光を感じて目覚めるというのは、極めて自然な起き方です。しかし、家を建てて屋内で眠る現代人にとって、光で自然に目覚めることはかなり困難です。この太陽の光を疑似的に作り出そうというのが、光目覚ましの考え方です。

光による健康効果

朝日
光目覚ましは、自然な目覚め方をサポートするだけではなく、健康効果が非常に高い。これは科学的にも証明されていることです。

このことを理解する上で、まずはセロトニンとメラトニンという、重要な2つのホルモンについて知る必要があります。

セロトニン

セロトニンとは、精神の安定に深く関わるホルモンです。セロトニンが十分に分泌されると、不安や恐怖感が抑えられ、精神が落ち着いて、平常心でいられるようになることが分かっています。「幸せのホルモン」とも呼ばれる、このセロトニンを作る材料として必須になるのが「光」と「トリプトファン」と呼ばれる必須アミノ酸です。

ちなみにトリプトファンは以下のような食品に多く含まれます。

  1. バナナ
  2. 大豆製品
  3. 乳製品
  4. ナッツ類
  5. ごま

つまり、豆腐やバナナや牛乳、卵焼きなどの「THE・朝ごはん」という朝食をしっかり取り、光を浴びることが一日を快適に過ごすための条件となります。

「冬季うつ」という症状があります。冬になると気分が憂鬱になり、やる気が出なくなるというものです。これは冬の日照時間の短さによって、セロトニンの生成量が十分ではないことが原因と考えられています。

もっと分かりやすい例では、曇りや雨の日などが挙げられます。太陽が出ていない日には、少し気分が重くなるという経験は誰にでもあるのではないでしょうか?これも冬季うつと似たような状態で、光を浴びる量が不足しているからっだと考えられます。

メラトニン

辺りが暗くなり始めると、今度はセロトニンを材料にメラトニンというホルモンが作られ始めます。メラトニンは「睡眠を促すホルモン」です。セロトニンの生成量が十分であれば、メラトニンも十分に生成されて、自然と眠くなり質の良い睡眠が取れます。

眠る前にパソコンやスマホを触ると寝つきが悪くなる、と聞いたことがあると思いますが、あれは画面から出るブルーライトがメラトニンの生成を阻害してしまうからなんですね。

質のいい睡眠は朝の目覚めを快適にします。つまり、昼間を快適に活動して、夜はきちんと休むという、言わば生物として「当たり前のサイクル」を作る為には、起きたときに光を浴びて、朝食を取って、セロトニンを十分に生成する。ここが全てのはじまりということなんです。

必要な光の量とは?

実際にセロトニンを必要量生成するためには、どのくらいの光の量が必要になるのでしょうか?

セロトニンを生成する効果を高めるためには「光の量」と「浴びた時間」の2つが必要となります。いくら強い光を浴びても、短時間では意味がありませんし、弱い光ではセロトニンの生成が行われません。一般的に、セロトニンを生成するには、少なくとも2,500Lx(Lx:ルクス/光量の単位)程度の光量が必要と言われています。

Lxと言われてもあまりイメージが湧かないと思いますが、家庭の一般照明で700Lx程度、コンビニや家電量販店など、かなり明るい場所でも1,500Lx程度と言われています。太陽の光は、天候にもよりますが25,000Lx~100,000Lxです。桁違いですね。

ここでは簡単に、屋内の照明程度ではセロトニンは生成されない。と理解してください。

まとめ

まず、現代人は屋内で「音」や「振動」を使って不快に起きているということ。そして、屋内では光の量が不足するということ。

パソコンやインターネットの普及によって、仕事中も屋内で仕事をする人も多くなっていますから、現代に生きる人は、どうしてもセロトニンが不足しがちになります。では、天候に左右されずに快適に目覚め、毎日の体調を安定させるためにはどうすればいいか?というところで、強力な光を放つ「光目覚まし」がブームなのです。

その効果については、医療機関でも実証されており、実際に「うつ病」などの患者や、何らかの原因で外に出られず、体調が安定しない患者に対して、光を照射する「光療法」という治療法も存在します。

「何となく毎日調子が悪いなー」とか、「よく眠れなくて、朝がツラい」と感じる日々が続いているのなら、生活に「光」を取り入れてみると良いかもしれません。୧꒰*´꒳`*꒱૭✧

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