家にいるときは何となくテレビをつけている。

そんな方も多いのではないでしょうか?

今や家庭の娯楽として欠かせないテレビですが、その電気代について深く調べたことはありますか?

最近のテレビは消費電力が大幅に下がり、省エネ化されているのも事実ですが、それでも毎月の電気代は出来るだけ安くしたいものです。

当記事では、そんなテレビの電気代を節約するために、簡単で効果的な節電方法をご紹介します。




テレビの電気代について

ご自身が使っているテレビの電気代について、ご存じでない方も多くいらっしゃると思います。

本題に入る前に、まずは電気代の計算方法についてご紹介しておきます。

LC40V7

上の写真は、我が家で愛用している2012年製の40型テレビに記載されている商品情報です。

よく見ると、ここに年間消費電力として「86kWh/年」と記載されていますね。ここから電気代を計算します。

1kWh=27円(新電力料金目安単価)とすると、

86kWh×27円≒2,300円

月に直すと200円程度の電気代になりますね。

年間消費電力とは、そのテレビの標準画質で1日4.5時間視聴し、19.5時間を待機状態としたときの試算です。ここから逆算すると、このテレビは50Wの電球とほぼ同じ消費電力となります。そう考えると、最近のテレビの省エネ性はとても高いのが分かりますね。

ゆき(びっくり)

電球とテレビの電気代が同じなんて、ビックリだね。

年間消費電力の推移
※資源エネルギー庁「省エネ性能カタログ2017冬」のデータより作成。

資源エネルギー庁の調査結果でも、ここ数年で大幅に省エネ性が向上していることが分かります。

ただし、標準画質よりも画質を明るくしていたり、1日の視聴時間が長くなると、年間消費電力はさらに高くなりますので注意が必要です。

また、プラズマテレビは液晶テレビに比べて消費電力が高く、年間消費電力が液晶テレビの倍以上ということも少なくありません。お使いのテレビの年間消費電力を一度確認して、電気代を計算してみましょう。

最新のテレビはかなり省エネですが、そこから電気代をさらに安くするために、効果的な節電対策をご紹介していきます。

明るさ調整をする

テレビの節電対策として、最も効果的な方法が、画面の明るさを抑えることです。

テレビの明るさ設定は、消費電力に大きな影響を与えます。資源エネルギー庁によると、32型液晶テレビの輝度を「最大→中間」に変更すると、年間で27.1kWh、電気代にして約730円の節約になると言われています。

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購入してから「標準設定」を利用していて、設定を変えていない、もしくは明るくしているという方もおられるのではないでしょうか?

明るい画面から暗くすると「なんだか暗いなぁ」と思うかもしれませんが、これは「慣れ」の問題でもあります。ある程度までの暗さなら、慣れてしまえば苦痛に感じることも少ないでしょう。

省エネモードなど、ボタンひとつで消費電力を抑えるモードを活用するのも良いですね。

明るさセンサーを利用する

商品によっては、明るさセンサーを搭載していて、室内の明るさに応じて画面の明るさを自動調整してくれるものもあります。

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節電効果が高いのはもちろん、暗い部屋では画面の明るさを控えめにしてくれるので、目にも優しい機能ですね。

出荷状態ではOFFになっていることも多いこの機能ですが、単に明るさを暗くするのがストレスになる方にはおススメの機能です。お持ちのテレビに明るさセンサーが搭載されていないか?一度、チェックしてみて下さいね!

画面の掃除をする

テレビを長く使っていると、静電気によって画面に大量のホコリが付着します。

あまり意識することはありませんが、ホコリが溜まった状態では画面から出る光が阻害され、画面が暗く見えるようになってしまいます

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テレビの設定を過度な明るさにしてしまうことを防ぐため、画面は定期的に掃除して、テレビには余計な負担をかけないように気を付けましょう。

さとし(ほっこり)

ねぇウチのテレビ、ホコリっぽいよ。

ゆき(怒る)

はいはい!
明日やろうと思ってたんですよ!

視聴時間を短くする。

本末転倒な気もしますが、視聴時間を短くすれば、当然消費電力は短くなります。

資源エネルギー庁によると、1日1時間テレビの視聴時間を減らすことで、32型液晶テレビの場合、年間16.79kWh、電気代にして約450円の節約ができるそうです。

1日の視聴時間を決めてとにかく我慢をする、というのは難しいかもしれませんが、見ないときは消すという意識は持っておくといいでしょう。

無信号オフ機能をONにする

ビデオ入力にして画面は真っ暗なのに、電源は入りっぱなしだったり、テレビをつけたまま寝てしまったなんてことはありませんか?

そんな方におススメなのが、無信号になって一定時間経過後に電源を自動オフする機能です。

無信号オフ機能をONにしておけば、こういう場合も自動で電源を切ってくれるので、ムダな電気を使わずに済みます。

音量を控えめにする

テレビのスピーカーを動かすのも電気ですから、音量が大きいよりは、小さい方が電気を使わずに済みます。

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スピーカーの出力は、テレビのサイズによってかなり幅があるので一概には言えませんが、売れ筋の40型でおおよそ20W程度のスピーカーと思います。

仮に音量を控えめにして3Wの消費電力削減ができたとすれば、年間約130円程度の節約が可能です。

大きな効果はありませんが、自分ひとりだけで視聴するなど、大きな音を必要としない状況であれば、音量を控えめにする意識を持つと良いかもしれませんね。

おススメしない節電法!

電化製品の節電というのは、テレビ番組でも特集を組まれるほど関心の高い話題です。

これらの番組では、様々な節電方法が紹介されますが、そのすべてを”うのみ”にしてはいけません。中にはあまり得策でないものもあります。

プラグを抜く

やらなきゃいいのに、の代表格が「電源プラグを抜きましょう」という方法。確かに昔はテレビの待機電力もバカに出来ませんでした。

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しかし、最近の省エネ化に伴って、テレビの待機電力はうんと下がっています。5~6年前から、待機電力が0.2W以下という製品も登場しています。仮に0.2Wだとして、年間の電気代を計算すると、

0.2W×24時間×365日=1752Wh=1.752kWh
1.752kWh×27円≒47円

1年間ずーっと待機状態だったとしても50円足らず。いくら長期休暇を取ったところで、家を空けるのは10日程度でしょう。その期間、コンセントからプラグを抜いておいたところで、1円の節約になるかならないか。

待機電力が下がった最近のテレビでコンセントプラグを抜く必要はありません。頻繁に抜き差しすることでプラグの消耗にも繋がりますし、録画機能つきのテレビの場合、録画予約もできなくなりますから良い事なしです。

無操作オフ機能

一定時間テレビの操作をしないとテレビの電源をオフにする、無操作オフという機能があります。

外出時にテレビをよく消し忘れる方や、テレビを見ながら寝落ちしてしまう方には「消し忘れ」として便利な機能ですが、私はむしろストレスになることの方が多いように思います

特番を見ていたら、良い所でいきなりプツっと切れた、なんてことがあればイラっとしますよね。

無操作オフを設定しているからと、心に油断ができてしまうのも宜しくありません。節電するなら、テレビに自動で消してもらうのではなく、むしろ「見ないときは消す」という意識を持つことの方が重要だと思います。

まとめ

今回はテレビの節電方法についてまとめてみました。

テレビ以外の節約にも通じることですが、まずは「明るさを抑える」「見ないときは消す」など、何よりも節電の意識を持つことが重要です。

こうした意識があれば、テレビだけでなく、家庭のいろんなところで「もったいない」意識が働いて、大きな節約効果を得ることができると思いますよ!

ココがポイント!
  • 画面の明るさを控えめにする。
  • 明るさセンサーがあれば利用する。
  • 画面をマメに掃除する。
  • 見ないときはこまめに消す。
  • 無信号オフ機能をONにしておく。
  • 音量を控えめにする。

最後までお読み頂きありがとうございました!
それでは、また!୧꒰*´꒳`*꒱૭✧